今月から
ノーザンレイクの佐々木さんから届く
ネガイちゃんアシゲチャンの日々の様子を
『ネガイちゃん&アシゲチャンだより』としてこちらのブログにアップ
することにしました。
『ネガイちゃん&アシゲチャンだより』(2024年6月・7月号)
いつもタッチノネガイ&アシゲチャンに温かいご支援ありがとうございます。
タッチノネガイ
体質が強いのか、娘のタッチデュール同様にいつも毛ヅヤがピカピカです。体もバーンと張っていますし、見るからに健康体です。食欲も旺盛ですが、メイショウドトウやネコパンチにプレゼントされる生牧草を女子チームにもお裾分けさせていただくのですが、ネガイちゃんだけは生牧草の食いつきがあまり良くありません。季節によって生牧草の種類が違うのですが、夏時期に送られてくる「緑草」は全く口をつけません。それでいて放牧地に生えている草はムシャムシャ食べています。何が違うのかわかりませんが、ネガイちゃんなりにこだわりがあるのかもしれません。
1番広い放牧地の牧柵工事が に終わり、6月28日から女子チームを放牧しています。最初は戸惑っていたようですが、すぐに4頭であちこち動き回って偵察していました。慣れてくると、前の放牧地の時のようにネガイちゃん1頭ポツンと離れてマイペースで、草を食べています。
7月16日にオーナー様のご希望で新たな可能性を探るためにネガイちゃんの娘タッチデュールが他施設に移動しました。放牧直後によくデュールと併せ馬で走っていたのですが、その姿が見られないのは少し残念です。母娘と互いに理解していたかどうかわかりませんが、2頭が併せ馬で走る様子を見ていると、やはり血が繋がっているのだなと漠然と感じました。母娘は離れ離れになりましたが、デュールの今後が良き馬生になるよう祈りたいと思います。
タッチデュールの移動の詳細は下記のブログをご覧ください。
アシゲチャン
アシゲチャンはそそっかしいのか、いつも外傷が絶えません。放牧後のお手入れの時にチェックすると脚のあちこちに傷があり、時には血が滲んでいることもあります。どこでこするのかお尻に擦り傷がよくあり、アシゲチャンには消毒薬のイソジンが欠かせません。馬房の中でも同じで放牧前に脚元をチェックすると何箇所か外傷を発見することが常です。放牧前にイソジンをスプレーして、放牧地に出発しています。傷を見落とすとフレグモーネになる可能性もあるので、気をつけていきます。
6月28日に広い放牧地に移動しましたが、女子チームの中で特にはしゃいでいたのは、1番若いアシゲチャンでした。前の放牧地でも1頭ではっちゃけていたり、タッチデュールを巻き込んで2頭でよく駈け回っていました。広い放牧地でもアシゲチャンが率先して放牧地のあちこちを小走りで、時には走ったりしながら見て回っていました。タッチデュールと気が合うようで2頭で草を食んでいることが多かったのですが、前述したようにデュールが移動したので、寂しがるのではないかと心配でした。デュールが馬運車で去った後、裏戸から顔を出して鳴いていました。馬の気持ちははっきりとはわからないのですが、放牧地に入って無口を外すと勢い良く駈け出していく姿を見ると、やはり動物は今を生きているのだなと改めて思いました。
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